『ヒャッコ』
作品NO.10 『ヒャッコ』
6月もなかば、梅雨入りも本格化しましたね。
そーんな、ジメジメ蒸し暑い季節も
この『ヒャッコ』を見て、笑い飛ばしましょう!!
今回はソッソのツボにドンピシャはまった名コメディのご紹介です。
基本情報
2008年秋
全13話
制作 日本アニメーション
『ヒャッコ』は、カトウハルアキ原作の個性豊かなキャラクターが多数登場する
ウェブコミックを中心に掲載するウェブサイト(所謂ウェブコミック誌)にて配信された漫画作品としては日本初のアニメ化作品である
あらすじ
九州にある小中高一貫校の私立「上園学園」。入学早々にして衝撃的な出会いを果たした上下山虎子(かげやま とらこ)ら高等部1年の4人の女子を中心となって、個性的なクラスメイトを交えた破天荒な学園生活がコメディチックに描かれていく。
OP
作品の雰囲気を知るにはOPを見るのが一番!
ということで『ヒャッコ』の名前を聞いたことがない人はまずこちらを
Hyakko (ヒャッコ) - Opening y Ending (44秒~)
残念なことに完成版OP(9話以降)でないの残念
あちらはなかなかにこった演出がなされているのでぜひとも
9話まで視聴してみるといい。(情報がどこにもないのでさだかではないが、
梅津氏も協力しているのでは・・?ちなみに原画として何話か参加)
キャラクター
メインは4人
それぞれ、ボケ、ツッコミ、天然、オドオドのコメディ鉄板4人組
本作の主人公
独特のワードセンスが光る。まあはっきり言って頭おかC
お嬢様キャラではあるが、けして高飛車ではない。方向音痴だったり
どっちかというとポンコツタイプだが、まわりがアレすぎるのでツッコミしてるみたいな
パワー系池沼
だいたいおなかすいてる。はじめちゃんかな?
メインヒロイン。最初は歩巳視点で物語が進む。
独特でシュールな笑い
典型的な学園コメディであるが、他のコメディよりも
ハイセンスな会話劇が本作の魅力。
4話より
一人だけ、パスタを注文した龍姫に
「友達だったら和もので合わせる心意気ぐらい、みせたらんかい!」
とイチャモンをつける虎子
この時点でもう面白いのだが、そのあと
虎子「そんなにパスタが好きなら、
ゆでる前のパスタ、口に突っ込んで、アルデンテにしてやろうかい!」
↓
虎子「あれ・・?アルデンテって・・私今
けっこう おもろいこと 言ったんじゃない?」
彡(^)(^)「草」
毎回笑わせてもらったが、中でも11話のドッジボール回はかなりツボだった
朝飯パン派、ご飯派にわかれておこなわれるドッジ
フィジカルお化け雀によって次々葬られる様は草生えた
野戦病棟かな?実際高校生がドッジとかまじめにやったらそらそうなるよ
アニオリ回だそうが、これはかなり有能なスタッフなんやろうなぁってわかる。
まとめ
毎回思うけど
ギャグアニメをまとめるのは難しい
ギャグの面白さは理屈じゃないから、面白さを伝えるとかじゃないからなあ
この作品は1話が入学式からスタートしていて
12話13話でのその少し前を描いて終わる。
なぜ、虎子が入学式に参加していなかったがわかるが
なかなかの奇行っぷりには笑ってしまった。
特に斬新さや真新しさはないものの、ドタバタ学園喜劇としては秀逸なので
そのようなジャンルが好きな人には是非見てもらいたい作品である。
お気に入り度
☆☆☆☆☆☆☆☆☆(☆9)