『ひとひら』
作品NO.23 『ひとひら』
今回は桐原いずみ原作の『ひとひら』です。「演劇」を題材にした作品は他に記憶にないので、オンリーワンな作品の1つと言えるでしょう。フィギュア=銀カレを揺るがしたユーリを許すな。←1ミリも揺るいでない定期
基本情報
2007年春
全12話
制作 XEBEC M2
制作元請けは、他に『ZOMBIE-LOAN』と『ぺとぺとさん』しかない。
これは制覇せねば。なかむー「やったぜ。」
あらすじ
麻井麦は、一ノ瀬野乃の強引な勧誘により演劇研究会に入ってしまった。窮屈な部室で活動している演劇研究会は演劇部と対立しており、互いの存続を賭けて演劇公演での対決を控えていた。極度のあがり症から何度となく挫折しそうになるが、先輩たちや中学以来の親友である遠山佳代、高校で親しくなった神奈ちとせや西田甲斐らの支えもあって、麦は大きな成長を遂げていく。
まあざっくり言うと
ガ〇ジ寸前レベルで人前で喋れない主人公 麦が、なぜか演劇研究会に入部してしまうが持ち前の「声」に魅力を感じた部長の野乃や周りの影響により、麦が成長していく物語。
キャラクター紹介
主人公の麦チョコ。人前だと全く声が出せなくなる。高校生でこれはいかんでしょ。
でも、すごく人を惹きつける声を出すことができる。
もう一人の主人公、一ノ瀬野乃。(cv.川澄綾子)
とある事情から演劇部を辞め、自ら演劇研究会を立ち上げる。
オリナル。演劇部員で麦のライバル&親友となる。めちゃめちゃいい娘
演劇部部長の榊美麗。物語のキーパーソン。
青春群像劇
出ました!僕の好きな五字熟語。1話2話見た感じだと比較的軽めのコメディかな
っという印象でしたが、中盤から終盤のキャラクターの心情の描き方など、まさに
群像劇。それぞれのキャラが、それぞれの思いを抱いて行動し、時にぶつかり合い、
協力しあう。青春って素晴らしい。
夏合宿
まあまあ荒れる。まだまだ「演劇なんか無理・・です」状態の麦に野乃がキレる。
野乃「やる気がないやつは帰っていいぞ」
理咲「女同士ならグーで殴ってもいいぞ」←ヒエッ
海に流される台本「アハハ!」
「なんやこれぇぇぇ!!!全部レタスやないかい!!!!!!!!!!」
理咲「ドレッシング(ピエトロの高いやつ)かけてくれやぁ・・」
麦「(ガイジ・・ですね)」
神回
7話「友達なのに・・・」
野乃と美麗がお互いの気持ちを確かめ合う回。
正直涙不可避。
OP「夢、ひとひら」
爽やかで明るい曲。僕が好きなOPのポイントの1つ、ある条件を満たしている。
是非とも聞いてみて当ててほしい。
劇本番
もうすげえいい。
グッとくるね・・。こっからの麦もすごい。
10話11話はちょっとね・・
中学から、唯一の友人である「佳代」との話。
8話9話の演劇が良かっただけにちょっとここで入れる??ってなった。
ここカットして全10話だともっとスマートでよかったかも?
ここの麦のクソっぷりがちょっとくどいが、麦の成長を表す回なので外せないとは
いえね・・。難しいとこ。
キレイな最終回
成長したなぁ麦ちゃん。最後の「先輩、ありがとうございました」すごい良い。
最後の見せ方とか音楽とかオシャレですごいステキ。
まとめ
いいっすね~。久々名作を見た気がする。全12話と短いながら綺麗にまとまっており、ちゃんと主人公の成長を感じることができるのは素晴らしい。唯一不満をあげるとすれば見終わった瞬間的確にワイを煽るdアニメストアニキぐらいだろか。
おう、やめーや。
お気に入り度
☆☆☆☆☆☆☆☆(☆9)