『はぴねす!』
作品NO.3 『はぴねす!』
今回は、美少女ゲームを原作とした大人気作品を
取り上げてみたいと思います。
ソッソ100人に聞きました!
「ハルヒ」と聞いて連想するのは?
3位 4人 涼宮ハルヒ
「まあ、やっぱそうなるわな・・」 30代 自営業
2位 7人 藤岡ハルヒ
「サンキューマッヤ」 50代 公務員
そして1位は・・・
神坂春姫(かみさかはるひ) 1145141919人
「当たり前だよなぁ?」 20代 男優
さて、悪ふざけはここまでにして、さっそく本題へ
基本情報
2006年秋
全12話
制作 アートランド
原作はアダルトゲームブランド・ういんどみるの恋愛アドベンチャーゲーム
ういんどみるでアニメ作品といえば『祝福のカンパネラ』がありますよね
読者民「それぐらい誰でも知ってるわ しばくぞ」 えぇ・・
かわいいなあ
カンパネラについてはまた記事を書きます。
あらすじ
魔法に関する逸話が残り、魔法使い養成学校が存在する「瑞穂坂」の地を舞台とした
恋愛劇と騒動、そしてこの地に眠る「秘宝」を巡る争奪戦の物語
明日から使える「はぴねす!かよ」
・使いどころについて
魔法科の校舎が、何者かの魔法攻撃により崩壊したため
魔法科のかわいい美少女が、普通科に転入してきたとき。
・問題点
日本に魔法科がある学校が少ない
(魔法科学校がほとんどで普通科がない場合が多い)
だいたいの人がはぴねす!を知らない
魔法嫌いの主人公
小さいとき
ヒロインである春姫を救うためとはいえ
魔法で公園を盛大に爆破してしまった過去を持つ彼は
ヒロインである、魔法科の春姫が魔法をつかうたびに
「そんなことに、魔法を使うな。使わなくてもなんとかできるだろ」
「すぐに魔法を使うことを考えるな」
など難癖をつけまくる。
かと思えば、命の危険があるものの、主人公に嫌われたくないため
魔法を使わなかった春姫に対しては
「なぜ魔法を使わないのか?使っちゃいかんのか?」とコメント
ワイ「」
なかなかの畜生っぷりは見ていてすがすがしい。
ちなみに、主人公とはいったものの、視点としては
春姫が主役の位置にあり、雄真のことが好きなのは
春姫以外にはいないため、美少女ハーレムものとは少し異なる。
控えめな動きのOP
冒頭の
つかむんか?つかまんのか・・
腕を振り上げたぁ~ 上げただけか・・
まあよくよくみるとサビで変身した後続きをやってるみたいだが
それにしても・・じゃない?って毎回思いながら見てた。
たまちゃん、GO!
メインの一人である高峰先輩のマジックワンドが
(魔法使いがそれぞれ連れている相棒みたいなもの)
この作品のマスコットキャラ的存在のたまちゃん
たまちゃんは1体ではなく、今まで、1000体近く一つ一つ
高峰先輩に丹精込めて作られている。
(4話でたまちゃん作り体験をする回はなかなか笑える良回)
作中のさまざまなシーン、主にピンチのときは
高峰先輩「たまちゃん、GO!」
たまちゃん「はいなぁ!姉さんッッ」
と元気よく飛んでいくシーンははぴねす!ファンにはおなじみの光景。
レジェンド
転校生として途中から作品に登場する
上条沙耶。キャラとしてはまあいてもいなくてもいいぐらいの
立ち位置ではあるが、特筆すべきはCVである。
原作エロゲーとメインの声優が一緒という
かなり珍しいキャスティングもあってか、作品の声優の演技レベルは
お世辞にも高いとは言えない中、やたら上手い演技をしてくる。
いまだに第一線で活躍している声優はプロ中のプロ
まさにレジェンドなんだなぁ・・って実感させられる。
男の娘
他に特筆すべき点としては、1話から男の娘が標準装備されているところだろう。
原作では攻略することができないので、不満が残る人も多そう。
無能
中盤転校してきて以降、物語はこの伊吹を中心に話が進む。
全然周りと打ち解けようとしない性格。
先の伊藤静が演じた上条沙耶、その兄、信哉を従わせ、何かを裏でやろうとしていて
る。そんな伊吹と何とか仲良くなろうと画策する7話のゲーセン&ボーリング回は
作品ではまず一番面白いかいだろう。
しかし、この伊吹、無能すぎはしないか?
以下、ネタバレになるが
10年前の話
上条兄妹の母親が早くになくなっており、それを生き返らすために禁忌を
犯す。そしたら化け物出たンゴww
これを収めるために巫女であった伊吹の母、那津音は命を落とす
現在
伊吹「マッマに会いたいンゴ!禁忌犯すンゴ!
ファッ!?化け物出たンゴねぇ・・・」
無能
まとめ
終盤、さまざまな事実が明らかになり
主人公の魔法嫌いについてもいろいろあり
まあ最終的にはハッピーエンドな感じで終わります。
インパクトや超展開などは皆無ですが、それなりに楽しいかったです。
魔法嫌いをなんとかしたい近距離パワー型の脳筋マンは
見て学ぶことがあるかもしれませんが、まずないです。
お気に入り度
☆☆☆☆(4点)